相続コンサルのイメージ
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まずはお客様の話を聞きます。
人によって状況が違うからです。
お客様がどうしたいのか? どのような考え方をされているのか? 財産の現況はどのようになっているのか?
このヒアリングを怠ると、いろんな意味で失敗する確率が増えます。
第一段階ですが、実は一番重要な作業と考えています。 -
相続税の計算は、亡くなった時点での評価額で行うため、亡くなるまでは確定した相続税はわかりません。
この簡易試算は、もし今亡くなったとしたら相続税がどれくらいかかるかを計算します。
実際の相続税額と差額が発生しますが、大きな単位でどれくらいの税金が発生するかをわかっておけば効果的な対策方法を考えられます。
逆にこの簡易試算を行わずに、相続対策を提案してくる人には注意が必要です。 -
相続税簡易試算で大まかな税額が把握できたら、次は具体的にどのように対策をしていくかを考え提案していきます。
税額が高額となる場合はいくつかの対策をミックスしながらやる場合もあります。
また税額が発生しない場合は、遺産分割で揉めないような方法を提案していきます。 -
相続対策には、一回で完結するものから、年月をかけて計画的に対策していくものもあります。
納税資金確保のために不動産の売却を考えたりすることもあります。
また、年月を重ねることにより、びっくりするくらいの節税が行える場合が多々あります。
一回でやれることには限界がありますので、数年又は数十年かけて対策することが効果的です。 -
当初決めた対策方法が現況で問題ないかを見直しします。
社会情勢の変化や時価の変動により概算相続税に大きな差額が出てくることが稀にあります。
そのようなことに備えて、再検討を行い万全の準備をします。 -
いよいよ相続開始が直前となってきた場合に、最後に出来ることを検討し提案します。
少しでも相続税を少なくするために、最後までやれることはやっていきます。 -
認められている制度をフルに使い、少しでも税額が少なくなるように申告書を作成していきます。
特に土地の評価については慎重に行います。
完成したらお客様が納得できるまでわかり易く説明を行います。
お客様の了解を得て初めて申告書を税務署に提出します。